アーユルヴェーダと体質について




インドには古代の賢者達から口伝にて伝えれてきた「ヴェーダ」という知識があります。その中で生命に関する知識がまとめられているものが「アーユルヴェーダ」です。世界三大医学のひとつとして、世界中に大きな影響を与えています。

基本的には予防医学として、生活習慣、食事療法、ハーブ療法、そしてマッサージによる美と健康の促進を目的としています。西洋医学では健康とは体の健康のみを示しますが、アーユルヴェーダでは体と心は繋がっているという考えがあります。そのため、瞑想やアロマやヨガによる心の健康や精神の安定も重要とされています。心と身体が健康で幸福に過ごすことができるようになることがアーユルヴェーダの基本的な考え方です。

アーユルヴェーダでは人間・宇宙すべてのものが5つの元素【空・風・火・水・地】でできていると考えられています。そしてこの私たち自身の体は5つの元素から、3つのエネルギーに分類されるといわれています。それがドーシャと呼ばれる「ヴァータ(空・風)」「ピッタ(火・水)」「カパ(空・風)」です。

Vata(ヴァータ)

ヴァータ(空・風)の性質が多い方は、変化を好み、機敏です。豊かな想像力と繊細な感覚を備えており、自由で軽やかな風のようです。ヴァータのバランスが崩れるとエネルギーや、お金など浪費する傾向が強まります。また、極度の疲労や心配性、コロコロと気が変わりやすくなります。

身体面では、不安、不眠、便秘、肩こり、頭痛、慢性的な不満状態に陥りがちになります。バランスが崩れたなと感じた時は、「風」を鎮めるためのキーワード「温める」「潤す」といったケアを心がけましょう。

【ヴァータにおすすめのアロマオイル】

ゼラニウム・サイプレス・ジャスミン・クラリセージ・サンダルウッドなど

Pitta(ピッタ)

ピッタ(火・水)の性質が多い方は、自信に満ち、勇敢です。自分の意見をはっきりと持っているため、話も上手です。志が高く、人の上に立っても優れた指導力を発揮します。ただし、ピッタバランスが崩れると、イライラして怒りやすく、敵意や自己批判が増します。周りの遅れや無駄が許せず周囲とも衝突しやすくなります。

身体面では、にきびや腫れ物、胃腸の痛みや炎症、痔、口臭や体臭、空腹感や、のどの渇き、よく眠れないなどが現れやすくなります。バランスが崩れたなと感じた時は「火」を鎮めるためのキーワード「冷やす」「鎮静」といったケアを心がけましょう。

【ピッタにおすすめのアロマオイル】

ラベンダー・ベルガモット・ペパーミント・ローズ・カモミール・ゼラニウム・レモングラスなど

 

Kapha(カパ)

カパ(地・水)の性質が多い方は、健康に恵まれ、落ち着いた性格と穏やかな心を持っています。寛大で、母なる大地のようなゆったりとした性質です。ただしカパのバランスが崩れると、無気力でぼんやりし、すべての活動が鈍くなります。変化を受け入れられず、物事に執着し独占欲が強くなるなどの傾向が目立つようになる可能性になります。

身体面では、太りやすい、睡眠不足、気管支炎、アレルギー性鼻炎など。バランスが崩れたと感じた時は、「水」を鎮めるためのキーワード「温める」「乾かす」といったケアを心がけましょう。

【カパにおすすめのアロマオイル】

ローズマリー・オレンジ・ベルガモット・ユーカリ・シダーウッド・パチュリーなど

エネルギーのバランスについて

人は3つのエネルギーをそれぞれのバランスで持っていると考えられており、そのバランスを維持することが健康につながると考えられております。その3つのエネルギーの中で、最も多く持っているものが、あなたの体質を表し、体質を知る事でどのような点に注意すればよいかを示すガイドラインがアーユルヴェーダの教えに伝えられております。

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